暦(こよみ、れき)とは、時間の流れを年・月・週・日といった単位に当てはめて数えるように体系付けたもの。また、その構成の方法論(暦法)や、それを記載した暦書・暦表(日本のいわゆる「カレンダー」)を指す。さらに、そこで配当された各日ごとに、月齢、天体の出没(日の出・日の入り・月の出・月の入り)の時刻、潮汐(干満)の時刻などの予測値を記したり、曜日、行事、吉凶(暦注)を記したものをも含める。
細分すると、
- 日を記録するものを暦(こよみ、calendar)
- 暦による日付の並びを表形式等で表示した暦表・カレンダー (calendar)
- 暦の方法論である暦法(新暦、旧暦)(calendar)
- 天象の予報・天体の軌道を記述するものを天体暦(れき、ephemeris)
- 一年間の日ごとに天象に加えて行事や占いや曜日などを総合して記述したものを生活暦 (almanac)
- 航海用に一年間の天象・天体の視位置を記述した航海暦(nautical almanac)
- 紀年法、すなわち西暦・和暦など (calendar era)
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